【嵐】終わらせてくだちい。

めっちゃ時間かかった…んですがGANTZ PERFECT ANSWERの感想です。
まぁ今までの他の感想やらそもそも書いているものやらで私が論理的な文章が致命的に書けないということは知ってもらっていると思うので、なんか、この感想に生産的なものとか深い考察とか脈絡を求めないでいただけると…ありがたいです…。

と、ネタバレには特に関係ないことなので、ここで思っている疑問なのですが(原作未読なのでもしかして説明なりそれを使った描写があったらすみません…)。
玄野計と岸本恵という名前。”主人公”と”序盤のヒロイン”という人物に対して、同じ読みの名前を付けるっていうのは何か意図があるんでしょうか。下の名前で呼びそうな人って言っても加藤は岸本さんとしか呼ばなさそうだし、加藤弟や多恵ちゃんは岸本とまず会ってるのか分かんない…(´・ω・`)どうなのでしょう。
あと、夏菜ちゃんのことを私は最初カナちゃんだと思っていましたすみません…orz

それでは長いだけの感想投下ですー



くろのくんは…まどかだったんだぜ…!


というのはおいといて。(元ネタが分からない人は魔法少女まどか☆マギカ及び最終話を見てね!)
前編に対してはなんやかんやケチをつけていた感のある国東ですが、もう後編が良すぎて。結局今のところ2回見てきました。劇場で観たのは隠し砦に始まり花男F、ヤッターマン、大奥と来てガンツなのですが、2回見たのは隠し砦以来か…いや大奥ももう1回見たかったけども。水野様の巻き舌…

あまつさえ私後編に関してはDVDほしい!とまで思っているので、相当感情に来たのだと思います。
いや、2回見に行ったのはあんまりにも情報が整理できなかったせいもあるけども。2回めを見てようやく、このとき加藤の姿をしてる人はどういう陣営で何を目的にしてるのかなぁーとか、特に鮎川映莉子の動きがようやく把握できた気がします…あと、緊急ミッションが多恵ちゃんだった流れとか。

というわけでもろもろの感想を書くにあたってまず流れを書き出さねば!と取りかかったんですが、これだけで1時間くらいかかった…(それでこの時系列合ってるのかしら…(コソッ))
しかも私の場合最初箇条書きのつもりだったのにどんどん感傷的になっていってあぁぁあぁ。せっかくだからそれも載せておこうかな。

ってなわけで感想に、入りますー…書けるかな…。


<最初の鮎川>

これ、私最初”鍵”を殺してたのはガンツの指令、ってのは分かったけど無意識で、っていうのパンフ読むまで分からなかったんだよ…2回目見たら同じ構図で時間経過、目覚めたら靴も履いてる服も変わってるのに本人がうろたえる、っていうすっげぇ分かりやすく説明された描写ではあったんだけども…
しかしだから、1回め見たとき鮎川がどういう陣営に属してるんだか分からなくて混乱に拍車をかけたのであった…卒業生の女の子を線路に落とすところとか、地下鉄ミッション〜転送されてきた部屋での会話とかさ…小林の「この女が私を殺したんです」っていうセリフがあってもうそこから怒涛のように緊急多恵ちゃんミッションに入っちゃうから余計に(゜д゜)お、おいちょっと待ってくれよ!どういうことなんだよ!な状態に…


<日常を送るくろのくん>

またこのバイトの制服が…制服自体が微妙だったせいで似合わないことこの上なかった!笑
のはおいといて。
前編から思ってたけど、歩くんがいい男の娘すぎて…(冗談です)あの家事能力、兄貴へのツンデレ、多恵ちゃんとの「計ちゃんと付き合ってるんでしょ?」やらなんやらが、良いキャラすぎた…
ところでくろのくんが多恵ちゃんにお金を渡すところで、「小島さんがここの家賃払う必要はないでしょ」って言ってたんですが、これは当初から多恵ちゃんが頑として払おうとして、しょうがないから計ちゃんは多恵ちゃんに対して渡してるってことなの? 好きなくろのくんに頼まれたからって、お兄さんが出歩いちゃってひとりに歩くんの面倒を見なきゃ!って思ったからって、そんな出費ができるものなのだろうか…そんな大学生現実的ではない…
単に前編との「就活とか学生生活にも覇気のなかったくろのくん」との対比で働いてる、お金を”現実世界でも”得てるくろのくん、現実の世界を投げ出していないくろのくんを出したかったのかもしれないけど。


<日差し>

坂道で遊園地に誘うくだり。
なんというか、これまでのガンツというかくろのくんというか、二宮和也という人を見てきたせいか、小柄であるとかは関係ない、骨の周りに肉のついた脚を、二本、交互に動かして地面を踏んで歩いてるっていうだけで胸を突くものがありました。特にわりとぴったりしたジーンズだったせいかな。脚、っていう体の、肉体の存在を渡してもらえて、この人が存在している感覚があって嬉しい、というような。
ほんとうに、二宮という人はこれまでの作品で何回死んでるんだという人ですが、そういう”人が生きて暮らしている”喜びとか幸福を知らしめてくれる存在で、美しく死ぬこととの対比でその幸福を初めて痛感させるために、そしてそれをきちんと人に感じさせる力が彼にあったがために、人々は彼を死なせたがるのかなぁとか、思ったり。
二宮さん本人の「僕は道明寺とかヤッターマンとか怪物くんとか、子どもに楽しんでもらえるようなキャラクターってできないんですよねぇ(回ってこない?)」っていう発言も好きなんだけども(*´∀`*)


<地下鉄>

もぉぉぉぉぉぉ私地下鉄ミッションが好きすぎる…!超かっこよかったです。いやそんなこと言ってちゃいけないんですけど。
あと見て初めて、「自分がどの車両にいるかを考えながらアクションしなきゃいけないのが大変だった」の意味が分かりました…あれ最初はガンツメンバーたちは最後尾の車両にいるんだよね?で、黒服たちが前に向かってたところで(運転手を害するために?)後ろにガンツメンバーたちがいるのが分かったから壹以外は後ろに向かって、対峙したところで発砲したと。で、そのまま最後尾で黒服貮、参、四と鈴木、桜井、高橋、坂田が戦ってて、その前の車両で伍、陸と新規メンバーと玄野かな?たぶんずっと玄野とやってたのが陸だったと思うんだけど…(自信がない)一回鈴木さんが車両を移動したら新規メンバー=実は卒業生が超戦ってたって感じだよね…?「私…覚えてる…!」

で、一般人というか群衆というかを、ガンツスーツを写メったり「私たちは怪しいものでも、危害を加えるつもり
もありません」っていう鈴木さんの言葉に全然現実感を感じてなくて笑ったりする反応だったり、後方の発砲音になんとなく反応する感じとか、一転してパニックとなって逃げ惑う奔流とか、誇張するわけでもなく描き方が的確だったように思います。

あぁぁもうくろのくんが車両から飛んでいくときにスローモーションで流れていく中で、多恵ちゃんを見つけて目を見開く様、ホームにずざざざぁぁぁっ!!って転がってから起きあがってホームを走って、走って、また車両に突入するまでの流れが大好きすぎる。そこから、この状況にも、この中にくろのくんが何かを果たしていることにも混乱して、縋りたくなる多恵ちゃんを安全な車両へ逃がそうと言い聞かすために、「多恵ちゃん!」って呼ぶタイミングも、ここに来てすごい良かった…あの坂道の甘酸っぱい感じからのこの繋げ方…くろのくんは、嘘を最後まで吐き通すことで、彼女を守ろうとしていたし、彼女を好きだったから、最後まで嘘を吐いた。あぁぁ…´`
ところで黒服参の女の子と卒業生の女の子との殺陣はおいしかったですね!スカートスカート!(…)

ここで参が倒れるときに言った「復讐だ…」っていうのと、鮎川を殺した加藤が「復讐だ…」って言った時点で、この加藤が星人だって示されてるんですね。これも1回目分からずに過ごした私…しかも鮎川が転送されてきた後のガンツ部屋で桜井くん「さっきの星人と同じっすよ!」って…ちゃんと言ってる…

ここで”おばさん”が倒れるわけですが。ここの「…おもいぃ…どいてぇ?」と、あと加藤(星人)と計ちゃんが最初に出会ったときの「どうやって、…生き返ったんだよ…?」のところが、すごく耳に障って。もちろん不快だったのではなくて、すごく定型的な”芝居調”から外れていた感というか。そこの感覚を持って初めて、自分がなんというか上等な芝居の中にきちんと没入できていたのだという気付きと、この後編という上等な話の中で、この人々(役者=中の人ではなく、作品世界を”生きている人物”)に対して、芝居を要求していた、彼ら彼女らの生き様を現実だと感じられていなかったんじゃないかという気付きとがあったような気がします。
しかしおばさんと高橋の関係はいろいろな想像をかきたてますね…とりあえず私の中では介護士の仕事中に祖父を見舞ってた高橋と出会う→高橋が高校卒業する頃に祖父が亡くなる→からのなんじゃかんじゃとかまで考えたのですが(なんじゃかんじゃでは考えたとは言わない) とりあえず、ああいう男女の朝を見たい。なんだかんだ言って、胸に幸せの満ちた朝を過ごしていたのではないだろうか。幸せな、裸の。


<緊急ミッション>

2回目でようやく流れが分かった…

鮎川の元にミニガンツ玉で届いていた指令の最後のカギが多恵ちゃん
→それが揃うと戻れる(ガンツ部屋に来れるよ)という
→星人が鮎川を殺し、ミニガンツ玉を奪う
→その状態で星人が多恵ちゃんを殺せば、星人がガンツ部屋に来てしまう
→それを阻止するために、ガンツメンバーの方で多恵ちゃんを殺させようとする

っていうことだよね?しかしじゃあそもそも、なぜ3人めまで卒業生で、手を下すのも卒業生の鮎川で、多恵ちゃんが4つめのカギだったのか?
っていうのはえーと…

西くんの言うとおり寿命の迫っているガンツ
→その前に星人をやっつけたい
→強い卒業生を集めるんだ!鮎川よ卒業生を連れてこい!
→くろのくんもいてもらわないと困るぜ…となったらくろのくんの大事な小島多恵を人質的に…

的なことなの…?
(多恵ちゃんが死んだ後の「俺にずっと戦えって言うんだろ…だから多恵ちゃんを殺したんだろ…?」ってくろのくんが言ってた通り…?)
(たどたどしい整理)


<逃走中>

最初くろの・たえ視点だから酔うよねあれ…!しかしおんぶ二宮さんお疲れ様です…
ちょうどね、授業で先生が紹介してくれたんですけど、「中世の愛と従属」という本に、古事記のオホムナヂとスサベリヒメ(名前が違うかもしれない)に始まる、男が女を背負う場面をまとめて解説した記述があるらしい。三途の川も、女は初めての男に背負われて渡るらしい、とか。ちょっと、今回のことがあったから気になります…
桜井かっけぇ!とか鈴木さん…お姫様抱っこ…!とかときめいた部分もありますが。

2回目見て泣きたくなったのは、鈴木さんが多恵ちゃんを逃がしてからガンツメンバーと対峙して、小林と中村はやめた、って言って一度ガンを下ろしているのに、応戦になったら撃ってしまって。「だって…!だって、あっちが…!」って発した言葉。
結局、それは星人のセリフと同じですよね。相手が攻撃したからこっちも。それを結局人間間でも人はやめられない。ようやくここに来て、「これは戦争ものなんだな」っていう理解に達した感があります。私の思うことは浅いことだけれども。ガンツ玉とかその指令でやらされることとかその強制力ってあんまりにも理不尽というか不条理だけど、それって実際の戦争でもおんなじなんだと思う。国であるとか元首であるとかの志向によって、動かされ現地を歩き息をし血を流すのは一般の人。自分を戦地に往かせ戦闘を強いる”頭”と乖離して実際の”頭”と”手足”があるから、理解できない。理解できていないから、自分が、自分が死なせたくない人間が傷つかないためという欲求のみで目の前の別存在と戦うことになる。個人的には、ちびまる子ちゃんのヒデじいの戦争の話を思い出してました…敵兵が地雷を踏んでしまって、血まみれで息絶え絶えになりながら恋人の写真に呼び掛ける敵兵を見ながら、「自分は何のために戦っているんだろう…」って思うっていう。或いは、父親たちの星条旗を私は見てないんですが、星条旗硫黄島というように、人間側のGANTZと対になる”星人側の”話というのは、きっと容易に設定しうるものなんだと思います。

だから、この物語で肝要なのは、その一方である人間側、その中で主人公として焦点を合わされているくろのくんにどれだけ感情を没入させて見ることができるか、だと思うのです。くろのくんに、彼が守ろうとした多恵ちゃんに涙を流せれば勝ち。

だから、生きると守るという欲求で走りぶつかったくろのくんと感情のままくろのくんの元にたどりついた多恵ちゃんを責めることはできない。

加藤も倒れた後、満身創痍のくろののところに辿りついてしまった多恵ちゃんに「う、そだろ…」って言った音が印象的でした。あとは、そうして足、腹、背中を切りつけられても尚近くへ辿りつこうとする多恵ちゃんの姿に、「芋虫が這うようだっていう表現は本当に合ってるんだな…」という実感を持ったり。「けいちゃん、…死んじゃ、ダメだよ…」「多恵ちゃん…もうかえろう…?」っていう会話も、そうして多恵ちゃんが死んでしまって、何度も何度も、あの血がこびりついた顔で、かたいガンツスーツの手で多恵ちゃんの髪を撫でるところも。転送されて、床を叩くシーンも。良かった。床を叩くところ、叫ぶまでにすごく溜めがあってあんまりずっと叩いてるから、私の方が先に叫びそうだった…完璧なる余談だけど、私は叫ぶシーンが好きで、一緒に叫びたくなる感情を一生懸命理性で抑えています。この床のシーンもそうだけど、高校の授業中とか、「こんな皆静かにしてる公共の場で今私が感情に圧迫されていきなり叫んだらどうしよう…」とかいう無駄な危惧にハラハラしながら過ごしていました。笑(笑ってて大丈夫か) まぁとりあえず、頼が自転車ドライブに行った川原で大声を出してみるシーンとか、隠し砦で脱出するとことか、才能玉で翔さんが叫ぶシーンとかが、一貫して好きです。余談終わり。

ここで。多恵ちゃんが切られたのって3回で、最初瞬間的には、「それで死んじゃうの?!」だったんですけど、…よく、普通に考えたらそうですよね。普通の、弱い人間が切られたら死ぬに決まってるんですよね。今までのガンツスーツを着ての、ガンや派手なアクションシーンでの戦闘を見てきたせいで、死ぬに至るまでの基準が麻痺していたことにここで初めて気付きました…。


結局、計ちゃんはガンツ玉と何を話していたんだろう? まんてんめにゅーの「永遠に」の後は何なんだろう? これがとにかく、見る人解釈する人によって全く違ってくるものだと思います。

永遠に、願う。であるか、永遠に、思う。

私は、くろのくんの選択がそうであったらいいと思います。
自分が守りたかった人々が、幸せでいてくれるなら。それを、ただ自分が息をし鼓動を打つことで叶えられるなら。くろのくんはそういう形でさえ生きようと思ったのではないか。
決して、ガンツ玉が閉じて外見は無機物な球体であるかのように見えていたとしても、中にいる彼の体には高まった感情が満ちている。ただそれを静かに抱え満タンに湛えている。
多恵ちゃんを好きだと、思っている。

最後ガンツ玉ががちゃん!って閉まった後に、「みなさん どうか おしあわせに」ってあったじゃないですか。私あれを1回目は、事前の雑誌とかの情報で「パーフェクトアンサーというのはある意味ガンツの思惑通りという意味でも」というような文面を読んだ記憶があったせいか、”思惑通り生命源を得たガンツの皮肉”かと思ってしまったんですが(今、「どうぞ おしあわせに」じゃなかったよね…?!とがくぶるしてますが)、2回目ようやく話の流れを整理させながら感情を途切れさせずに見た結果、あれはくろのくんの願いなんだと。たまらなく思いました。
多恵ちゃんに観覧車の電光掲示板で伝えたのも、もしかしてガンツ玉はああいう「文字を表示させる能力」とかあるのかなぁ…とかうっすら思ったりなんだり。
はっ…Σ(0□0)もしかして、「ここに観覧車の絵をかいて」っていう言葉も後から書いたのくろのくん…!

(0□0)

(0□0)

(;□;)ぶわっ

…あ、いや、電光掲示板は見た後から思ってたんですけど、スケッチブックの方は今思い付きまして…(;□;)うわぁぁぁぁぁぁぁ


とにかく、私はこのお話が好きでした。これは映画館で見るのが良いと思う。いやDVD買うけど。結局は、私は花男Fとか、そんな感じの綺麗事が好きなのです。人が誰かを好きになったり、大事にしたり、行動したりすることを、肯定してくれたら嬉しいのです。

みなさん どうか おしあわせに。

【嵐】GANTZ見てきました。

午前の説明会が新橋だったので、徒歩で日比谷へ移動〜昨日も通ったんですけど、完全に無計画だったせいでバイトとの時間を合わせられず抜かったな!と…いう… orz 日比谷スカラ座ってスクリーンが地下にあったので、地下でガンツ!となぜかその辺りでまずテンション上がってました。
しかし隣に日生劇場があって、ゾロ・ザ・ミュージカルの超男前坂本くんポスターを二日連続で見れたのも収穫だった…カウントダウンからここ最近ずっと、坂本くんがかっこよすぎて困る。

というわけでガンツの感想。
今時間を置かずにまとめる方を優先してるのであんまり絶賛方向には行ってなさそうなので、ほんとにすみません…


やっぱり前編というか、すっごい長いアバンタイトルみたいな雰囲気もします。
すごく怖かったのはいちばん最初電車に轢かれる瞬間とねぎ星人(父)にどんどん殺されていくところだったんですけど、
わりと印象としては「感情が沸かない」という感じでした…
ただこれは、事前に内容の情報をかなり知っていたせいだったかもしれないし、いろいろ実生活で疲れてて心の許容がなかったというしょうもない話かもしれません。

キャラクターの展開は計くんにしても存在感を失ってる→力を手に入れて優越感で独善的になる→仲間を失って自分の道を改める、っていうのは良く言えば王道、悪く言えばパターン化されたものなので、そこへの付加価値になるとしたらそこから生み出すことができる感情移入の問題になると思うんですが、
加藤くんと恵ちゃんが惹かれあう過程もよく分からなかったし、多恵ちゃんがどうして計くんを好きなのかっていうのが、「いつも見てるから分かるんです!」って言っても現実でのシーンがあんまりないからその計くんの「いつもの要素」が分からない
加藤くんと恵ちゃんのに関しては、「この極限状態での恋愛感情が分からないってことは、それだけ平和な世界にいる自分は幸せなんだろうなー」とか、それを思うことすらだいぶ他人事でした。

最後加藤がミッションで死んでしまった、ってなった後現実に戻って、思わず迫りくる電車に死ぬことを委ねようとしたときに多恵ちゃんが叫んでくれて、それから引き上げられたホームでのシーンは初めてぐわ…ってなりました。触れ合って流れる感情の発露って…いいな…


そんなこともあったので、「風呂が真っ黒になることも、血のりまみれの下着を洗うこともなくなってようやく撮影が終わったんだなって実感した」的な雑誌の言葉を思い出しつつ、だから「キャラクターの役割を定形の中で魅力的に果たした」各役者陣はすごかったんだなぁ…という感想です。にのみやさん、お疲れ様でした。

こんなこと言ってるけど後編は見るよ!\(^0^)/
”PERFECT ANSWER”と銘打つだけの答えを私は見たいし、山田孝之綾野剛が…気になるよね…!私基本的に男性は短髪に限る宗旨なのですが、綾野剛が素敵過ぎて私の中でニュータイプです(夜遅いテンションで意味不明)


あとちょっとしたつぶやき。
・いちばんにのみやさんがエロかったのはねぎ星人(父)が倒されたときの飛び散った血液(?)をかぶって濡れた向かって右の前髪
夏菜ちゃんは…あれは皆見るよ…!美巨乳!美脚!
・筋骨隆々なにのみやさんとか…ファンタジーやで…
・ねぎ星人のときの茶髪っことかおこりんぼう星人のときの彼氏くんとか、言わずもがな西くんとか、かわいい男の子揃えたね!とか劇中思っててすみません…
ガンツスーツあいばさんに着せたい

【嵐】裏切り御免

武蔵ポクポンに夢中です。国東です。
…っていうかいい加減、これポクポンっていう括りでいいんだろうか…。

隠し砦を見に行ってきました。
事前に時間を調べていったので余裕があったのですが、余裕がジャストでありすぎて、売店でラスイチ武ぽん(くださいって言ったら、ディスプレイのやつを値札剥がしてくれましたよ!)を手に入れた後すぐに案内のアナウンスが流れ、まさかのスクリーン1番乗りしてしまいました。しかもほぼど真ん中だぜ。指定席だけど。

本当は、ウェブで見たポクポンに引かれて、しかもレディースデーの日に行けるから、という理由が揃った程度のもので見に行く姿勢だったんです。
きっかけはポクポン。そもそもは松本潤
けどもう、とにかく見れて良かったです。スクリーンには、圧倒感がみっしり詰め込まれていました。画面からはみだしてた。
武蔵潤の後ろ髪(ちょーかわいいよ…!)とか金掘りの相棒用として飼ってる小鳥とか露出とかさっきから主張しまくりのポクポンとか、そういうものにもいちいち興奮させられたのですが、
それは話の中にある一部のものでしかありませんでした。
媚びなんかいりません。
あの中にあるのは、つくり手全ての、面白いものを自分の手でつくりたいという、欲と、それに付随する矜持と、それが楽しくてたまらない気持ちだと思います。
…あくまで私が好きなように色つけた言葉で表しているだけなんですけど。そして個人的に大 好 物 …!

疾走感と、画面だけに収まろうとしない力と、適度に力の抜けて笑えるところと。
いちばん体が震えたのは火祭りのシーンだったのですが、元から足かっぴらいて前のめりで見ていた姿勢がそろそろ疲れて、背もたれに戻ってちょっとしたところだったのを、また引き戻されて。
火とか民衆とかあの歌の声とか、その力がすごくて、体が震えて、涙が出ました。
ここと六郎太の騎乗戦とは元の黒澤監督版にもあるということなので、そっちも見たいとすごく思いました。
あと山名の砦脱出の一連が好き。いちばんは雪姫が佐川を刺し殺してしまったところの武蔵とのシーンと、滑車で脱出するところなのですが、あのとき、ベルバラの番外編思い出してました(笑)。
テラスから落とされそうになってロープにオスカルが掴まって、それをアンドレがなんとか上で掴んでるんだけど、摩擦で手が焼けそうになってるやつ。…これオスカルとアンドレが逆じゃないよね?って、すごく一生懸命考えてたんだけど…(笑)。逆だったらどうしよう…。


雪姫と武蔵の関係って、オスカルとアンドレ的な、サキと神(件のスケバン刑事)的な(と言いつつ、武蔵視点だから見え方はだいぶ違ってくるような気がするけど)、争いの中の関係だから、思ってしまうんですね。「これって戦いがなくなったら、それでも2人の関係は成立するの?」って。
だからあのラストは、私的にはとても納得でした。強くあろうとする雪姫が好きです。彼女の側には、六郎太も秋月の民もいます。
もちろんそういうエンドを望む気持ちもないかとか、また武蔵と雪姫が会う日が来てほしくないのかと言えばそれは、となりますが、もし望むような2人のラブラブとかを求めようとしたら、結局パラレルワールドだったりの二次創作(まれに公式でもあったりするけど)をつくるしかないんだと思っています。
(これはちょっと語り口が攻撃的に見えそうであれなんですが、公式製作者側にひとりひとりの希望を叶える義務なんか発生するわけないだろうっていうか(あくまで製作者側が妥協せずに物語をつくっている場合)。個人的に「ごくせん3に沢田慎隼人竜出してー!」っていう意見に対しても思っているところがあるんですが、ここで長々と語ってもどうなのかなぁと思うので、割愛です)

で、滑車のシーンで思ったんですが、私はすごく、潤くんが叫ぶシーンが好きなんだと思います。
それはそもそも、潤くんがものすごく叫ぶシーンがうまいからだと思うんですが。そしてそれは、巧拙というレベルとは少し違うとも、思うんですが。
朝にちょうど、とくダネの時間まで家にいたらいきなりオグさんプレゼンで松本潤特捜エクスプレスが始まって、リアルに「ぎゃー!!」と叫んだのですが、その中で潤くんが、「嵐は草食動物の集まりみたいなグループ。その中で自分はいちばん肉食に近いんだと思う」というようなことを言っていて。その発露が、役の行為として現れるにしろ、「叫ぶ」ということにてき面に出てくるのではないかなと思うんです。

自分でずっと前の日記にも書いた覚えがあるんですが、花男2の(確か)4話で司が叫んでるところ。それから最近では、頼が郁とドライブ(笑)してきた原っぱで、大声を出すところ。どちらも心臓に何か来るような感じがしました。
(いや、でも「才能玉」で真和くんが叫ぶところもきたって言ってた覚えがあるから、私が声ふぇちだと言ってしまえば終わりですが(笑))

とりあえず、欲を言えばもう1回劇場で見られたらいいなぁ…劇場に見に行けてよかったなぁと思ったもん。終わった後、完全に勢いでパンフレット買いに行きました(ポクポンだけを先に買ってた)。
売店のお姉さんがパンフレット手に待ち構えてた…。

そして、先にパンフレット読まなくて良かった…。ストーリーわりと最後の方まで載ってるじゃないか!
役者さんも、4人+椎名さんだけを知ってたので、先にそれ以外を知ってたら、やっぱりどこかで探そうとしたりする意識が出てきちゃったりするだろうし。…ごめん、生瀬さんとか高嶋さんとか甲本さんとか上川さんとか全然気付かなかった…。國村さんと古田さんは見てすぐ分かったんだけど。


とにかく、潤ちゃん寒い中お疲れ様でした!映像では日が見えてちょっとあったかそうな雰囲気したところもあったけど、あれ11月・12月だし…川にも海にも入るし、山走るし!
私が評価するところでもないけど、素敵なお仕事に携わることができたんではないかなと思います。ここまで私は完全に勢いで書きました(推敲もいれたけど)。
ポクポンにめろめろになりつつ、もう一度見に行ける日を虎視眈々と狙っています…。

【椿屋】答え合わせ

椿屋’10年、熱視線KICK START MY HEARTの覚え書き。

          • -

1.不時着
/まさか不時着でくるなんて思ってなかった。どうせいばらだろー?って思ってた。高を括ってたのが恥ずかしいけど、不時着に焦がれて仕方なかった。だから熱視線って好き…!
「夜が来ても朝は巡って 君の心を変えてしまうだろう
僕が恐れたのは明日を願うその不確かさ」

2.手つかずの世界
3.舌足らず

/幕間。新しいサポートメンバーにわぁーぱちぱちぱちぱちってやってたらさぁ!しれっと執事藤堂が出てくるってどういうこと!なんという私サービス!!前列の男の子すら「藤堂ー!」と叫ぶ藤堂人気。
…決して中の人のせいではないんだけど、正彦兄さまが出てきてもこうは行かなかったよね…。
一言も発することなく藤堂様はニヒルな笑みを浮かべスポットライトの下一礼して行ってしまった…。やっぱり執事ってなんて素敵…!

4.いばらのみち
/かわいそうなわたし さよなら
最後のこの前の「生まれ変わって」の上がる節が好き

5.I SHADOW
6.トーキョー・イミテーション
/トーキョー・イミテーションはコーラスと間奏のたかしげさんが大好き!

7.LOOK AROUND
8.moonlight
9.陽炎
/久しぶりだった…。
「真夏の締め切った部屋で 何度も何度も繰り返し欲しがった日々」
「上手に嘘もつけます あんなに簡単に騙されて無知だったのに」

10.小春日和
/手を振るのはなくてはならない

11.一刹那
12.群青
13.ミス・アンダースタンド
/カラオケに入らないかなぁー

14.熱病
/はぐれた君は僕の名前を繰り返し呼ぶしかできずにいた
これは自分の中で史上最高にエロい歌詞だと思ってるんだけど、今回初めて、字義通りの、ひとりおいていかれて泣く子どもの絵が見えた
何にせよ着物なのが艶ロック

15.思惑と罠
/新曲2つで、こっちの方が楽しみ!

16.サイレンス
17.恋わずらい
18.CRAZY ABOUT YOU
/ここまでずっとCARNIVALの曲をやらなかったから、やっちんが抜けたらもうやらないの?そんなに、捨てるべき過去なの??って思っちゃったから、すごい嬉しかった。
噛み癖の抜けない恋人 僕の肩には歯形
背中の羽根の跡が愛しいのさ

19.螺旋階段

En.1 紫陽花
En.2 LOVE CREATURES
/いつもこの曲で「回路が水に濡れてしまいそうで」で裕二さんが水溜まりで跳ねるみたいな動作するのかわいい。「スカートを手で押さえて隠したんだ」のところはまぁ…真っ正面でしたけど…

En.3 幻惑
/ツアー連続で幻惑をアンコールで聞くことになるなんて。運命?後押し?


なんというか、非常に熱視線らしい熱視線でした。椿屋はアルバムツアーと別に熱視線やってくれるっていうのがほんと好き。
次は10月に日比谷野音だー
初めてだー
タイ観光局をー抜けてー

【嵐】大奥で見聞きしたること

全編通して思ったのは、映画版では水野をはっきりと主役にしてつくったんだなぁーということです。
元々原作は読んだことがあるけども、こうして対比してみるとなんというか、漫画は『大奥』という歴史、「大奥を」描きたいんだなぁーという印象で、対して映画は、水野という江戸時代に生きた男が、大奥という場所に放り込まれてどのように生きていったか、が話題で。

その違いをより強く見せたのが、水野の性質なんだと思うんです。漫画版の水野は、まぁ漫画ということもあってデフォルメ表現もありますし、なんといってもカラッとした気質の人物だったと思うんですが、それがまずニノが水野としてキャスティングされたときの疑問点だったんです。そのイメージが抜けなかったから、「ニノが水野…?」って。けれど、映画版は水野という男を描く主軸がずらされていた。漫画版と比べるとずっと、情念があるというか、人間の情の湿度があった。お信を抱きたいと思っている、男の情。
漫画と違って、大奥に上がるという切り出しが、縁談話からそのままではなくて、お信との
「このご時世にただで抱かれてやってるっていうじゃありませんか」
「女たちは子どもが、生きがいが欲しいって、俺に頼みをかけてるんだよ。力になってやりてぇじゃねぇか」
という話の流れからの、それなら、私も、…とその先を言い出せないお信に対して
「…御望みとあらば、抱いてやってもいいんだぜ。…幼馴染み殿」
というやりとりの後別れる会話の場面が設置されて、その直後に設定されていて。お信と夫婦になれない現実への未練を断ち切るために堪えて大奥へ行くのだ、という感情の流れが根強く見せられていたように感じました。
男は女に抱かれる、というこの時代での意識にも上らない言葉に対しての、「抱く」という能動の言葉。これが、男、という性が現れていてすごく良かった。


それから、「お信。ここは暗い。」までの流れ。
御三之間での夜襲や金魚様に関してはカルチャーショックであったり、城外とこの大奥との落差を薄らと感じていく導入のような部分だったと思うんですが、
鶴岡との対峙が、剣客の水野にとっては僥倖とも言える本気の喜びであった。その鶴岡からの敵意と情念。そして閉じられた大奥でついえていけることをまるで疲れ果てた末に達観したように幸せに思う杉下の言葉、その連続だからこそ、「暗い。」が際立って分かったような気がします。
そしてまたオリジナルの鶴岡との対峙ね…!剣の業で負けたこと、松島から離されたことそのどちらもが、鶴岡の居場所を奪う。
その間に垣添たちの水野様きゃあきゃあ!が入っていたせいもあったし、いったん水野の気持ちは健全な方向を見られていたと思うんです。そうしておそらく木刀の感触を懐かしんで夜の道場へ入る水野。
そうしてその場所に亡霊のように座る、鶴岡。
「拙者が、どんな思いで這い上がってきたと…!」
泣き叫ぶように真剣を抜く鶴岡に対して抜けぬと、頬を切られても鞘を抜かない水野。
更に左腕を切られて尚の激しい攻防の最後、引き倒した水野を斬ろうと被さり伏せ接近した鶴岡の首元に僅かに抜いた刃が当てられる静寂が、すごく良かった。ここまで全く抜かなかったが故にその僅か何寸かの刃の緊迫感が喉を突いて。
その後の鶴岡の切腹。見かねた水野の介錯
こうして鶴岡を実写で見て今更なんですが、誰か鶴岡サイドストーリーつくってみませんか…すっげぇ読みたいです…杉下という男一人であれ、あの過去がある。鶴岡という男にも、大奥でなければ生きていけない過去があったのだと。


介錯、そして暗転。そこから吉宗が登場する流れになるというのが、話を一度落とし新たな幕が上がるのだとはっきり示すピリオドになっていて良かったです。
で、少し飛ばして総触れまで。着飾った大奥衆の中に黒の流水紋の裃で現れた水野に対して反応が静まり返る、というところ。漫画だとこそこそ話を示す吹き出しでも場所をとって正直静かな、というのが実感として沸かなかったんですが、実際に喋る音があると(しかもしゃべくってる大奥衆がほんと、お互いの服を褒めあう女子の会話みたいだったんで…)、静まる、っていうのがすごく分かった。
で、藤波が水野を御中臈へ昇格させる心づもりを最初に示すところはともかく、その後組香を経て水野を褒めるところ、総触れで水野が選ばれたところの松島の笑み、水野を御内証の方に仕立て上げてこれで次期将軍の父は、というところで松島が「これでやっと、藤波様にご恩返しができます」と言う場面、…と見ていくと、
松島も水野を御内証の方へ仕立てる算段は知っていたんだろうと思うんですが、わりと、自分の出世欲に藤波を利用しているというよりは、松島は藤波を慕っていて、見離されていくことはできなくて、そしてそれは恋情に限りなく近い恩義の情からきているものだったのではないか…と考えてしまいました。だって、ご恩返し…のとき松島目が潤んでたもの…


心が曇る。の台詞は杉下が激昂しているのに対して随分静かでしたね。これも映画版水野に関しての、情の湿度が表れた場面だと思っています。水面を見ながら、「こんなことなら、お信を抱いちまえば良かった。好きだ惚れてると言やあ良かった…」と言うのもただ、情を抱えた男という感じで。
そんでもう、眦の差した紅が良かった…!まなじりの赤。あれはけして色気の表現ではない。まるで、流していない涙を暗示するような。
祐之進、という名。大奥に来て捨てられた、俗世の自分。俗世の、お信をいとおしむ自分を、『信』という名の女が呼んでいる。たまらない。たまらない…!本当に思うお信をもう二度と抱くことのできない自分と、信という女の肌に触れ、触れられることのできる悦びとが綯い交ぜになって、そのどちらもが目の前に向かう。その衝動が良かった。
朝、水野はひとりで目を覚まして、それは吉宗の快活ぶりというか水野に対しての身辺調査への繋ぎだと思っていたんですが、夜を過ごした女と共に目を覚ますことは俺はもうできなかったのだという、そういうやるせなさの感情が映画版だと見えてくる。
打ち首前、面紙の下で伏せた睫毛が美しかった。


その後の水野を生かす流れ、大奥改革の流れの快濶さは来るべき帰結だなって感じだったけど、お供えのにぎりめしを取るときの水野が、台詞は無いけど足を晒していたのが良かったです。足見せ!足見せ!幽霊じゃねぇぜ。
そうして最後の吉宗が大奥を一人で歩き、「…この国を、どう動かすか」と前を睨み呟いた後に残る徳川紋、っていう絵がものすごい印象的でした。締まりが良かった。やろうと思えば、続編にも繋げられるし(笑)。


総じて。
最初に大奥に来て松島の案内で見て回る場面、呉服之間はわりと存在を予め知っていたというのもあるけれど、御膳所なんかに少年とでも言っていいような年齢の男たちがひしめいている図、というのは大きな違和感があった。それが、炊事は女の仕事であるという枠組み意識の現われなのか、大奥という、ひとつところに一人のために同性の人間が集められるというシステムの異常さなのか分からない。
ただ、そういうことなのだと思う。男女の別があり、その枠組みが決まっているからこそ、この『男女逆転大奥』というものは成り立っている。男女は結局違う。体が弱いと言われようが数が少なくなり珍重されていようが、男の持つ性は変わるはずがないと思っている。ただこの環境設定は、それを色濃く映し出して見せる装置なのだと思う。水野という男の、信という女への情を見せるための。


…というわけで。ごちゃごちゃ長い上に地の文なんだか台詞なんだか分からない文章ですが、っていうか、もうあんまり頭働いていないので書き直すかもしれないですけど…。ひとまずこれで真面目な方の感想は終わり!あとは箇条書きでいろいろ!

・まだ前髪を下ろしてるときの水野がかわいい
・全編通して二宮様が年齢不詳
・一緒に見に行った友人に「二宮と堀北真希だと犯罪くさい…」と言われる
・「大丈夫!その前に櫻井が真希ちゃんとキスシーン済ませてるから!」と笑顔で返しておきました
・はだかの水野様はやっぱりむにっとしていらっしゃる…
・鼻緒を直してもらってるときのお信ちゃんの向かって左の後れ髪がものすごいかわいい
・松島の大奥案内のときと、あと吉宗が間部を下がらせるところ、久通が藤波に「この国の、行く末を」っていうところの3箇所だったと思うんですが、…どうにもBGMが…おかしくね…?ってなった…
案内のときはなんか、甘酸っぱい☆青春生活☆、みたいな感じで、あとの2つは、やってやったぜ☆みたいなのが露骨すぎた気がする。(どんな印象だ)
・巻き舌のためにあと2、3回くらい見たい超。超。超…!巻き舌最高…悶える…
阿部サダヲって本来はこんなに声が細いんだなって思った…
・鶴岡が美しすぎる
・漫画の藤波がわりとふくっとしたおいさんだったので、佐々木蔵之介だとスマートだなぁと思っていたんですが、思った以上におっさんくさくて良かった
垣添がとにかくかわいい。が、しかし、二宮様が小さいのか中村くんが大きいのか、裃の意匠について話しているときの身長差が面白すぎる
・鶴岡が美しすぎる(二回目)
菊川怜間部詮房が超かわいい…活躍が見たいのだけど、家宣編は遠すぎる…
・組香のシーン、御中臈の中で水野だけがあんまりにもちんまりしていた。かわいい。



もうなんか予想以上に私の中では良くて、とりあえず目標はあと2回です。話の流れを整理しつつ、もっと深く見たい。見たい…!おやすみなさい…