【嵐】裏切り御免

武蔵ポクポンに夢中です。国東です。
…っていうかいい加減、これポクポンっていう括りでいいんだろうか…。

隠し砦を見に行ってきました。
事前に時間を調べていったので余裕があったのですが、余裕がジャストでありすぎて、売店でラスイチ武ぽん(くださいって言ったら、ディスプレイのやつを値札剥がしてくれましたよ!)を手に入れた後すぐに案内のアナウンスが流れ、まさかのスクリーン1番乗りしてしまいました。しかもほぼど真ん中だぜ。指定席だけど。

本当は、ウェブで見たポクポンに引かれて、しかもレディースデーの日に行けるから、という理由が揃った程度のもので見に行く姿勢だったんです。
きっかけはポクポン。そもそもは松本潤
けどもう、とにかく見れて良かったです。スクリーンには、圧倒感がみっしり詰め込まれていました。画面からはみだしてた。
武蔵潤の後ろ髪(ちょーかわいいよ…!)とか金掘りの相棒用として飼ってる小鳥とか露出とかさっきから主張しまくりのポクポンとか、そういうものにもいちいち興奮させられたのですが、
それは話の中にある一部のものでしかありませんでした。
媚びなんかいりません。
あの中にあるのは、つくり手全ての、面白いものを自分の手でつくりたいという、欲と、それに付随する矜持と、それが楽しくてたまらない気持ちだと思います。
…あくまで私が好きなように色つけた言葉で表しているだけなんですけど。そして個人的に大 好 物 …!

疾走感と、画面だけに収まろうとしない力と、適度に力の抜けて笑えるところと。
いちばん体が震えたのは火祭りのシーンだったのですが、元から足かっぴらいて前のめりで見ていた姿勢がそろそろ疲れて、背もたれに戻ってちょっとしたところだったのを、また引き戻されて。
火とか民衆とかあの歌の声とか、その力がすごくて、体が震えて、涙が出ました。
ここと六郎太の騎乗戦とは元の黒澤監督版にもあるということなので、そっちも見たいとすごく思いました。
あと山名の砦脱出の一連が好き。いちばんは雪姫が佐川を刺し殺してしまったところの武蔵とのシーンと、滑車で脱出するところなのですが、あのとき、ベルバラの番外編思い出してました(笑)。
テラスから落とされそうになってロープにオスカルが掴まって、それをアンドレがなんとか上で掴んでるんだけど、摩擦で手が焼けそうになってるやつ。…これオスカルとアンドレが逆じゃないよね?って、すごく一生懸命考えてたんだけど…(笑)。逆だったらどうしよう…。


雪姫と武蔵の関係って、オスカルとアンドレ的な、サキと神(件のスケバン刑事)的な(と言いつつ、武蔵視点だから見え方はだいぶ違ってくるような気がするけど)、争いの中の関係だから、思ってしまうんですね。「これって戦いがなくなったら、それでも2人の関係は成立するの?」って。
だからあのラストは、私的にはとても納得でした。強くあろうとする雪姫が好きです。彼女の側には、六郎太も秋月の民もいます。
もちろんそういうエンドを望む気持ちもないかとか、また武蔵と雪姫が会う日が来てほしくないのかと言えばそれは、となりますが、もし望むような2人のラブラブとかを求めようとしたら、結局パラレルワールドだったりの二次創作(まれに公式でもあったりするけど)をつくるしかないんだと思っています。
(これはちょっと語り口が攻撃的に見えそうであれなんですが、公式製作者側にひとりひとりの希望を叶える義務なんか発生するわけないだろうっていうか(あくまで製作者側が妥協せずに物語をつくっている場合)。個人的に「ごくせん3に沢田慎隼人竜出してー!」っていう意見に対しても思っているところがあるんですが、ここで長々と語ってもどうなのかなぁと思うので、割愛です)

で、滑車のシーンで思ったんですが、私はすごく、潤くんが叫ぶシーンが好きなんだと思います。
それはそもそも、潤くんがものすごく叫ぶシーンがうまいからだと思うんですが。そしてそれは、巧拙というレベルとは少し違うとも、思うんですが。
朝にちょうど、とくダネの時間まで家にいたらいきなりオグさんプレゼンで松本潤特捜エクスプレスが始まって、リアルに「ぎゃー!!」と叫んだのですが、その中で潤くんが、「嵐は草食動物の集まりみたいなグループ。その中で自分はいちばん肉食に近いんだと思う」というようなことを言っていて。その発露が、役の行為として現れるにしろ、「叫ぶ」ということにてき面に出てくるのではないかなと思うんです。

自分でずっと前の日記にも書いた覚えがあるんですが、花男2の(確か)4話で司が叫んでるところ。それから最近では、頼が郁とドライブ(笑)してきた原っぱで、大声を出すところ。どちらも心臓に何か来るような感じがしました。
(いや、でも「才能玉」で真和くんが叫ぶところもきたって言ってた覚えがあるから、私が声ふぇちだと言ってしまえば終わりですが(笑))

とりあえず、欲を言えばもう1回劇場で見られたらいいなぁ…劇場に見に行けてよかったなぁと思ったもん。終わった後、完全に勢いでパンフレット買いに行きました(ポクポンだけを先に買ってた)。
売店のお姉さんがパンフレット手に待ち構えてた…。

そして、先にパンフレット読まなくて良かった…。ストーリーわりと最後の方まで載ってるじゃないか!
役者さんも、4人+椎名さんだけを知ってたので、先にそれ以外を知ってたら、やっぱりどこかで探そうとしたりする意識が出てきちゃったりするだろうし。…ごめん、生瀬さんとか高嶋さんとか甲本さんとか上川さんとか全然気付かなかった…。國村さんと古田さんは見てすぐ分かったんだけど。


とにかく、潤ちゃん寒い中お疲れ様でした!映像では日が見えてちょっとあったかそうな雰囲気したところもあったけど、あれ11月・12月だし…川にも海にも入るし、山走るし!
私が評価するところでもないけど、素敵なお仕事に携わることができたんではないかなと思います。ここまで私は完全に勢いで書きました(推敲もいれたけど)。
ポクポンにめろめろになりつつ、もう一度見に行ける日を虎視眈々と狙っています…。